NMB48小嶋花梨 後輩に教えるときに心がけてることはありますか?「小嶋花梨のキャプテン論」

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画像引用 twitterより
「小嶋花梨のキャプテン論」2021年2月1日配信

出演メンバー

小嶋花梨(こじりん)

後輩に教えるときに心がけてることはありますか?

あんまり意識的にやってるわけではないんですけど、一番大事なのかなと思ってるのはキャプテンが付きっきりで教えすぎないことです。まあ、アドバイスとかわたしが気づいたことはもちろん伝えますけど。付きっきりで何時間もダンスの練習をしたことはわたしはほぼないです。

なぜかっていうと、自分で学んで得て勉強しようとしないと意味がないと思うからです。なんでもかんでも一から教えてしまうとその人の学ぼうとする姿勢というか、考える力っていうのを失わせてしまう気がします。自分で考える、自分と向き合う、自分のことは自分で解決するってすごく大事ですよね。自分に責任を持たせるというか。そのほうが絶対成長するし、その子のためだと思います。

例えば、わたしたちの場合だと、このグループに加入したばかりのときはダンスの基礎レッスンを毎日のように受けるんですね。基礎っていうのは人から教えてもらったほうがいいと思うし、基礎がなきゃ始まらないし何もできないのでね、基礎は教えてもらったほうがいいと思うんですけど。

でも、その後、魅せ方とか、人を惹きつける目の使い方、表情、動きっていうのは一から全部を付きっきりで教えてもらったことはないです。

それってほっといたら自然と身について上達するんですよ。向上心があって、下手な自分と向き合った子っていうのはどんどん成長する。上達します。先輩を見て、盗めるところはどんどん自分で盗んで、吸収してっていう作業はやっぱりその子がやらないと身につかないから。だから、わざわざリーダー、キャプテンが付きっきりで教える必要はないのかなって思います。

あと、自分に責任を持たせるっていうのも大事だなって思うんですよ。その子に一から教えました、その子が失敗しました、そのとき「だってリーダーにこう言われたし」「リーダーに教えてもらったし」って人のせいにしてしまうから。自分で反省しなかったりもして、成長に繋がらない気がするんですよね。

でも、自分で考えて、その結果失敗してしまったとしたら、「何が悪かったんだろう?」ってもう1回自分と向き合うから。その繰り返しをすることでどんどん成長していくのかなと思います。

なので、キャプテン、リーダーはよくなるための土台、道を作ってあげたら、そこからは余計なことはしなくていいのかなと。あとはその子を信じて頑張ってもらったらいいのかなと思います。