NMB48小嶋花梨 キャプテンは嫌われる勇気がないとやっていけない?「小嶋花梨のキャプテン論」

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画像引用 twitterより
「小嶋花梨のキャプテン論」2021年1月18日配信

出演メンバー

小嶋花梨(こじりん)

嫌われる勇気について

リーダー、キャプテンは嫌われる勇気がないとやっていけない役割なのかなっていうふうに、実際にやってみてわたしも感じています。

元々、わたしは周りの目を気にしすぎるタイプで、注意したりとか自分の意見を言うのも苦手です。嫌われる勇気なんて1ミリもないですし、なんなら嫌われることを恐れて生きてきました。

この性格が故に悩んだこともけっこう多くて。例えば、みんなで意見を出し合って何か決めなきゃっていうときとかも、誰からも不満が出ないようにみんなの意見を取り入れようとしたんですけど、まあ、無理でした(笑)。1回決まりかけたのに他の子の意見を聞いたら「あ~、違うか、じゃあこっちにしよう」って言って2度目の決定をして、「でも、やっぱ違うかも」って言って優柔不断になってしまって、決まらなかったんですよ。

わたしはずっと人に合わせるほうが楽だと思って生きてきたけど、キャプテンはそれをしてしまうとダメなんだなっていうふうに気づきました。

注意するのは当たり前に苦手だし。今言ったようなちょっとした決め事とかも考えすぎるし。ただ1人にも嫌な思いをされるのが嫌で、気にしすぎだろうっていうぐらいの性格でした。

こういう経験がある方もいるだろうし、わたしと同じような悩みを今持ってる方もいるんじゃないかなって思います。

実際に自分はやってきて、やっぱり全員の意見をそのまま取り入れるのは不可能に近いっていうか、すごく難しくて。あと、みんなの機嫌を取りながらグループをまとめることはわたしはできなかったです。

注意するときも同じだと思うんですけど、何も言わなければやっぱり楽だし、お互い嫌な思いはしないじゃないですか。でも、ここでいいように見られたいとか、いいように思われたいなんて思ってたら、きっといいキャプテンにはなれないのかなと思います。

嫌われるのを恐れてるキャプテンより、嫌われる勇気を持ってるキャプテンのほうが、逆にみんな好いてくれるじゃないですけど、嫌われるとは真逆に好きになってくれるんじゃないかなって思うんですよ。

だから、その勇気を出すまでにわたしもかなり時間はかかりましたけど、嫌われる勇気を持ったほうがキャプテンとしてすごいやりやすくもなるし、信頼してついてきてくれる子も増えてくると思います。

わたし自身も嫌われる勇気が必要だなって思った場面は今日お話したこと以外にもいくつかあったので、また機会があればお話したいなって思います。