山本彩 NMB48卒業の前後にリンクするアンサーソングとも捉えることができる2曲を語る「山本彩 カケル」

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画像引用 twitterより
「山本彩 カケル」2020年12月11日放送

出演メンバー

山本彩(さやか)

トークテーマ「アンサーソング」

(以前の放送で「『イチリンソウ』は『陸の魚』のアンサーソングになるのかな」と話していたことから…)

『陸の魚』は、海の中、水の中でしか泳げない、陸に行ってしまえば息ができない、生きていけないような存在になりたくないんだ、ここから出て行っても一人でやっていけるようになりたいんだ。まあ、それをね、グループ卒業前に書いたんで。言ったら、グループという名の大海原の中から、陸というソロの活動の地に上がったときに、何もできないんじゃ何の意味もないのでね。グループを卒業する意味もないし、音楽を目指してきた意味もないしっていうので、それを魚に例えて作った曲なんですけど。

『イチリンソウ』は、イチリンソウのようにわたしは群れることがなくたってどの場所でも、場所を選ばずに咲いていくんだっていう決意に変わった曲なので。

海の中から外に出たお話になったいう感じで。個人的にはアンサーソングかなって思うんですけど。

アンサーソングを作ろうと思って作ったことはない

わたしの、『陸の魚』のアンサーソングは『イチリンソウ』かなっていうのも、特に意識はしてないんですよね。「この曲のアンサーソングとして作ろう」と思って新たに曲を作ったことは今のところまだなくて。

ただ、やっぱり、わたしの出した『陸の魚』と『イチリンソウ』っていう曲で言うなら、個人的に大きなターニングポイントがあったんですね、その間に。グループで活動していて、で、悩みながらも卒業を決断して、卒業してから出したのが『イチリンソウ』なんですけど。『陸の魚』のときはまだ辞めるとは決めてないですね。だだ、(卒業が)少し頭には浮かんでるような状況で。でも、まだまだ一人になる、陸の上にあがるっていう勇気がない。『陸の魚』で悩んでたけど、自分的に悩んで、考えて、出た答えっていうのが『イチリンソウ』の歌詞なのかな。

時間ですよね、時間が経ってるってだけで気持ちも変わるじゃないですか。状況も変わるし、考えてることも変わるし。自然とそういうふうに、アンサーソング風になってるというか。アンサーソングに聴こえるようになっていった。わたしの人生にバリバリリンクしてますね。