山本彩 バンドを諦めてNMB48オーディションを受けたときの思いを語る『正直投げやりではありましたね』『でも、本当に楽しかったんですよ、アイドル』「山本彩 カケル」

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画像引用 twitterより
「山本彩 カケル」2020年6月12日放送

出演メンバー

山本彩(さやか)

自分との向き合い方

リスナーからのメール「僕は野球部に所属してる高校3年生です。3年間練習を頑張ってきました。ですが、今年は甲子園がなくなってしまいました。甲子園が小さい頃からの夢でした。本当に悔しいです。でも、なくなったことをいつまでも悔やんでいても仕方ないのかなって思います。切り替えようと必死で心を整理しています。大学に行って野球を続けようかなとも考えています。ですが、自分が何をしたいのか自分を見失ってしまいました。そこで、『山本彩カケル自分との向き合い方』でトークをお願いします。彩さんは挫折したり上手くいかないことがあったとき自分とどう向き合っていますか?」

いや~、本当に悔しいですよね。高校野球大好きなのでね、わたしも。そのニュースを目にしていたたまれない気持ちになりました。高校だけじゃなくてそのもっと前から甲子園を目指して、厳しい練習とかを乗り越えて。それがね、言ったら目標となる甲子園がなくなってしまったってなったら、高校3年生だったらそれが最後のチャンスだから、ほんまにどうしたらいいか分からへんくなっちゃうよなって。悔しいだろうなって思ったし、わたしもすごく悔しいなって。そうやって大学に行って野球を続けようかなって思ってる気持ちが少しでもあるんであれば、それは、そっちに行きたいって自分でも心の奥底では思っているんじゃないかなってわたしは思うんですよね。

わたしも正直、グループに入る前にですね、あらゆるオーディションに落ち続け、一旦諦めて、他のね、教師になろうっていう夢を持って、そっちの道に進もうと思ってたんですけど。(NMB48のオーディションを)母がすすめてくれて。諦めたかったらそのオーディションは本気で拒否したらよかったんですけど。諦めきれなかったからそのオーディションを受け入れて。最終的に受けたのは自分の意志やから。お母さんにすすめられてとはいえね。やっぱ諦めきれへんかったんやろうなって。

一旦ほんまに諦めたといえば諦めたんですよ。バンド少女でしたので。バンドで将来やっていきたいなって、バンドを組んでた時代は思ってたし。早いんですけどね、今思ったら、小学生中学生でバンドを組んで高校生になる前ぐらいにそのバンドが解散して。夢破れるって言ったらね、全然早いんですよ、年齢的には。まだまだこれからあるわって。でも、そのときの自分には分かんないから。やっぱりそれが全てだって思ってね、すごく落ち込んだし、わたしも○○くん(リスナーの名前)と同じ状況に陥ったんですよ。見失ったし、燃え尽きましたよね、一旦。

ダンスも歌のレッスンもギターのレッスンもずーっと続けてきてて。それ、やる理由がなくなったから、どうしたらいいんやろう?って。1回全部を投げ出した。けど、ギリギリのところでチャンスがスライディングしてきてくれたんですよね。

(どうしてアイドルをやってみようと思った?)

まあ、正直投げやりではありましたね。どうせ受からへんなって思ってたし。(アイドルには)ならへんなって思ってたから受けたっていうところは正直あります。全然興味がなかったんですよ。お母さんが諦めずに色々言ってきてくれてたけど、もうわたしは諦めてたから。お母さんを諦めさせようっていう気持ちで最後に受けて、落ちてやろうと、華麗に落ちてやろうと思ってたけどね。なんと、受かってしまったのでね。でも、本当に楽しかったんですよ、アイドル。やってよかったって思える。

だから、そのときそのときでね、迷うこと悩むことがあろうとも、その選択がね、○○くんもそうだし、みんなにとって一番のものになるんですよ、それを信じれば。諦められない、心の奥底に気持ちがあるのなら、もちろん続けて欲しいなって。甲子園がもちろん夢ではあったかもしれないけど、その先にもしかしたら描いてた夢もあったんじゃないかな?プロになるとかコーチになるとか。甲子園に出てないプロ野球選手、いっぱいいるからね。

それ以外の道を選んでみようかなって思うんだったらそれももちろんいいと思うんでね。是非、全力で。道は1個じゃない。応援しております。