画像引用 twitterより
「山本彩 カケル」2020年5月22日放送
出演メンバー
山本彩(さやか)
高校生の頃に思う10年後の自分
リスナーからのメール(抜粋)「わたしは高校3年生です。今後の自分について考える時間が増えました。学校のアンケートで『10年後の自分はどうありたいか?』という項目がありました。わたしは小学6年生からずっと彩ちゃんに憧れています。高校生になってからは作詞作曲に挑戦しています。なので、10年後のわたしは彩ちゃんのような勇気と笑顔を与えられるような人になっていたいなと思っています」
先々週もね、「作詞家志望です」っていう高校生の方のメールを読ませて頂きましたけど。すごいですね、高校生、今の高校生は。ちゃんとしっかり考えているってね。
高校生やから、ちょうど10年後ぐらいが今のわたしぐらい。わたしが高校生のときは、10年後、今みたいになるとはマジで思ってなかったから。今、高校生のみんなが「10年後こうなってるかな?」って思ってても、多分、絶対当たらんと思う。当たらんと思う、ほんまに。10年なんて人間が変わるにも十分な時間やから。
逆に言えば、今、めちゃくちゃ自分を「ダメダメやし」「何したらいいか分からへんし」って思う子が、めちゃくちゃ実業家とかになってるかもしれないし、めちゃくちゃ成功してるかもしれないから。そんなことありえますよ。本当、どうなるか分かんないんですよ。
だって、わたしが、本当に音楽の道を諦め教師になろうとしていた高校生のときのわたしが、アイドルをやり、今、長年の夢のシンガーソングライターという仕事に就いているわけですからね。分かんないんです、良い意味でね。
わたしも高校2年生のときに進路希望で、教師になりたいっていうので、大学進学をして教員免許取ってっていうとこまでは考えてたから。まあ、高校生のときに大学生ぐらいまでを考えてたかなっていう。それも全然違う道になってるわけですからね。言ったら、1年2年3年先の読みも外れてるから。大外れですよ。本当、分かんないんですね、人生ってね。面白いですね。
だから、本当に、10年あればめちゃくちゃ進化もできるっていうことだと思うので。今、高校生のみんな、本当、楽しみにしていていいと思います、10年後。
わたしは少なくとも、今、この現在の自分をね、全く後悔してないし。むしろ、本当によかったなって思ってるんでね。