山本彩 漫画『dear』の登場人物『妃杈(きさら)』が好きで学生時代にやっていたSNSのハンドルネームは全部『妃杈』だった「山本彩 カケル」

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画像引用 twitterより
「山本彩 カケル」2020年1月17日放送

出演メンバー

山本彩(さやか)

漫画『dear』について

わたしが青春時代に、思い入れが強く、読んでたのが、藤原ここあさんという作者さんの『dear』という漫画なんですよね。d、e、a、r、『dear』、10年以上前の漫画ですかね。

中学生ぐらいかな、読んだのは。全11巻、12巻ぐらいの漫画だったと思うんですけど。人間とライカンスロープっていう魔物、魔の狼が共存している世界。魔物って言っても、よくないものとして存在してるもので。その魔物をよくないと思って討伐する人間達がいて。

色んな登場人物がいるんですけど。主人公の女の子が魔物で、山にいたんですけど、人間に触れたくて、山から下りて、一人の少年の男の子と出会う。その男の子の名前が妃杈(きさら)くんっていうんですけどね。もう、妃杈くんがわたしは大好きでですね、学生時代にやってたSNSとか全部ハンドルネーム『妃杈』だったんですよ。子供が生まれたら『妃杈』っていう名前にしたいとも思ってました。なんなら今も思ってます。それぐらい好きで。最初にそういうふうに思った漫画だったから、よりそういう気持ちが強いんだと思うんですけど。

妃杈くんと、山から下りてきた女の子が散葉(ちるは)ちゃんっていうんですけど。その2人はもともと昔に出会っていて。でも、男の子の妃杈くんのほうは出会ってたことを忘れててですね、で、魔物だから殺さないといけない、みたいな。で、殺そうとするんですけど、まあ、殺せずですね、記憶が蘇り。実は、お互い不老不死、女の子の不老不死の能力が男の子にうつっちゃって。で、その男の子の不老不死の能力を女の子はどうにか消したいと、それがこの子の幸せなんだと。そうするために色々とね、物語が進んでいくわけなんですよ。

もともと妃杈くんのほうは感情がないような男の子だったのが、散葉ちゃんと過ごしていく中でどんどん色んな感情を知って、深い関係になっていくっていうね。切なく、温かい、感動のストーリーなんですよ。

なかなかね、今の日本とかそういうことないじゃないですか、命を投げても守るものがあるとか。それが、ファンタジーとリアルの世界が織り交ぜられて描かれてるので。感動できるお話でございます。泣いた、泣いた、泣いた、泣いた。泣いたし、キュンともするし、グサっともするし。苦しい場面もあります。けど、それが最終的にはちゃんと良い方向で、まあ、言ったらハッピーエンドなので、安心して読んでもらえるかなとは思います。